奈良県文化会館 奈良市登大路町 竣工:1968年 設計:片山光生+日建設計
奈良公園に多く分布する他の公共施設と同じく文化会館も、高さを抑えこの界隈に溶け込むようなデザインが採用されている。
磯崎新氏が設計した”なら100年会館”が出来るまで県内最大のホールであったが、1995年リニューアルされた際も増築や高層化という道を選ばかった。
1960年代には凡庸であったコルビジェ風建築と和の融合した作品が最近取り壊しや建て替えといった憂き目にあう中、60年代の建築を間近で見ることが出来る貴重な作品となりつつある。
■関連ページ 奈良公園界隈の建築 近代建築写真一覧 現代建築写真一覧 トップページ |
|
↑サムネイルをクリックで拡大 |