奈良国立博物館新館 奈良市登大路町 竣工:1972年 設計:吉村設計事務所
建築家・吉村順三氏の得意とする、日本の伝統美とモダニズム建築の融合作品。
高さを抑えた建物と、水面に近いピロティ、水盤、スロープで下った地下回廊の入り口でもある広場部分のレベル差は面白い。
子供にも創造力をかきたてる遊具のように感じるらしく、皆はしゃぐ。
右の写真、片山東熊設計の本館とは地下回廊でつながれており、明治の宮廷建築と近代モダニズム建築の緩やかな調和を感じることが出来る。
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