チャスカ茶屋町-CHASKA CHAYAMACHI 写真一覧

大きく姿を変える梅田・茶屋町周辺。
その中核を担うべく現在建設中の、安藤忠雄建築研究所設計の商業複合施設。
2010年春のオープンを目指し工事の進むチャスカ茶屋町の建築データと写真一覧






安藤忠雄氏設計の新しい複合施設が茶屋町で進行中。
高層階には結婚式やイベントが可能なスカイチャペル、中層階は賃貸マンション（サービスアパートメント）、低層階には、グルメスーパー、オーガニックレストラン、フィットネススタジオ等のテナントが予定されており、2009年3月の竣工、同6月オープンを目指す。

アーバンコーポレーションは2006年、同地区にアーバンテラス茶屋町を開業させ、こちらも周辺との共存をはかる路地を施した計画だったが、今回は「私の好きな生活」というコンセプトの元、各階に回遊できるテラス（日本住宅の縁側スタイル）を配置し中層階には公園を計画するという面白いもの。
建築設計こそ安藤忠雄建築研究所だが、ランドスケープは入川スタイル＆ホールディングスが担当している。
特筆すべきは、中層階に計画されている空中ガーデン。
ビルの上層部が浮いているかのように、切り込まれたデザインは早く完成を見てみたくなる。


大型複合施設には失敗が多い。
開拓されてきた茶屋町ではあるが、梅田ロフト南側のこの位置は行き止まり地点のように感じる。
・・普段、新御堂筋の先には渡らない。
オープン当初のにぎやかさを失い閑散とした施設も数ある中で、安藤忠雄氏を起用しようとも、結局は低層部のテナントの招致に全てがかかっていそうだ。
緑の少ないこの地区を潤す、中層部の空中ガーデンが豊かなものになりそうなだけに土台はしっかりと固めてほしい。



茶屋町高層複合開発・アーバン茶屋町プロジェクト（仮称）
※正式名称がCHASKA CHAYAMACHI（チャスカ茶屋町に決定
所在地 大阪市北区茶屋町18番（地番）
敷地面積：2,673.40�u（808.7坪）
延床面積：24,360.70�u（7,369.1坪）
構造・規模：鉄骨造　一部鉄骨鉄筋コンクリート造　地上23階地下2階
用途 商業：地下1階〜地上7階　11,262.80�u
住宅：地上10階〜21階　5,567.60�u
ホテル：地上10階〜23階　3,492.30�u
設計：株式会社安藤忠雄建築研究所
企画：入川スタイル研究所株式会社、カフェカンパニー株式会社
施工：鹿島建設
スケジュール：平成19年4月着工

平成21年3月竣工予定※
平成21年6月オープン予定※
※追記 民事再生法の申請及び、その他の不祥事などに伴いかなりの遅れが出る模様
※追記 平成22年（2010年）春のオープン予定とあらためられました。

■関連ページ


Sponsored Link


アーバンコーポレーション