2008年12月14日、14時〜16時にコーポラティブ住宅のさきがけ、都住創の2棟が中古販売物件（スパイヤーは賃貸可）としてオープンハウスを開催します。
1980年代に建築された物件でありながら、コーポラティブ住宅だけあって時代を感じさせない外観。

物件の簡単なデータとしては

■都住創スパイヤー
階層：6/11　専有面積：約48�u（内法）　間取り：3ワークルーム　南向きバルコニー
価格：1400万円　（賃貸の場合　月額賃料￥128,000）
スパイヤーは、バブリーな時代背景を写した斬新な外観と、共有部分が魅力的。
旗竿敷地なので、アプローチまでもが高級感を促す。
現状は事務所の状態で、リノベーションが必要とのことだが、間取り図を見る限り当然のごとく風呂はなさそう。
フレキシブル配管でもないだろうから、SOHOにコンバージョンする場合、水周りの配置はどうするのかなと、買う当ても無いのに思いをはせる。
近くにライフ天神橋店もオープン予定だし、あらたな生活空間を創造する「箱」として、よいようですよ。



■都住創中大江
階層：4/9　専有面積：約59�u（内法）　間取り：1LDK　南北2面バルコニー
価格：1680万円
こちらは中大江公園が一望できる（北側バルコニーだが）のが魅力。さらに冒頭の写真のように街路樹がちょうど４階部分を覆い、抜群の借景。
内部空間はリノベーション・コンバージョン建築の雄、アートアンドクラフトが手がけており、下手にデザイナーズマンションを探すより安くつきそう。
こちらはDINKSの方に向いているのかな。


２棟とも利便性は言うまでも無いが、大阪市中央区のオフィス街に位置しながら、街路樹や公園、そしてなだらかな坂のある豊かな地域です。休日のビックリするような静かさも体感できます。

「都住創」という都市回帰型コーポラティブを提唱した、中筋修という建築家の創り出したものがバブルの産物にならず、アートアンドクラフトのようなクリエイターの方達により何度も生まれ変われるのは、住民や建築家が試行錯誤を重ねた「作品」であるからなんだろう。

都市部の住空間は均一化され、建築家が都市から完全に閉め出しをくらっている中できらりと光るものを感じることの出来るオープンハウスになると思います。

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