近つ飛鳥博物館/安藤忠雄
Chikatsu Asuka Museum - Tadao Ando
陵墓・古墳を多く抱える近つ飛鳥の歴史を学ぶ博物館。黄泉の塔のそびえる大階段に建物全体がおさめられている。
建物の動線は、弧を描くアプローチを抜け、イベントスペースなどにも活用されている屋上階段広場を横断すると、設計上アクセントとなったであろう、二つのRC壁で構成された通路が姿を現す(右写真の溝のような部分)。その先にエントランス。
建物全体を見ると墳墓のようでもあり、現代のコンクリート型の古墳といった印象。
シンプルな設計コンセプトで大きな存在感を示しながらも、周囲の環境と溶け込むことに成功しているように感じた
建物の動線は、弧を描くアプローチを抜け、イベントスペースなどにも活用されている屋上階段広場を横断すると、設計上アクセントとなったであろう、二つのRC壁で構成された通路が姿を現す(右写真の溝のような部分)。その先にエントランス。
建物全体を見ると墳墓のようでもあり、現代のコンクリート型の古墳といった印象。
シンプルな設計コンセプトで大きな存在感を示しながらも、周囲の環境と溶け込むことに成功しているように感じた
黄泉の塔 内部は空洞になっている
二つの壁で構成された通路が階段広場を貫く
博物館内に展示されている建物の模型:
写真左の駐車場から緩やかに弧を描く壁をつたい、階段広場を抜け、階段広場を斜めに貫いた通路を抜けると建物のメインエントランスにたどり着く
安藤建築には、建物を大きく移動する動線を一つ用意していることが多い
写真左の駐車場から緩やかに弧を描く壁をつたい、階段広場を抜け、階段広場を斜めに貫いた通路を抜けると建物のメインエントランスにたどり着く
安藤建築には、建物を大きく移動する動線を一つ用意していることが多い
大階段
PAGE INFO
公開日: 2010/2/24
撮影: 2010/2
作成者: Hiromitsu Morimoto