旧八木通商大阪本社ビル(旧大阪農工銀行)

旧八木通商大阪本社ビル（旧大阪農工銀行）
辰野金吾・片岡安事務所設計の建物を、昭和に入り国枝博氏デザインのファサードに改築、今の姿になる。
裏側に周ると竣工当時の赤レンガを見ることが出来る。
1968年から八木通商の大阪本社社屋として使用されていたが、2010年（10,11月頃？）頃から看板も外され使用されていない。
桜の会 平成の通り抜けや、16世紀に建てられたフランスの礼拝堂再生事業など、街並みの保全・環境作りや歴史的建築物の保存・再生に熱心な企業なだけに有効的に活用して欲しいが、すでに手放された可能性もあり取り壊しの懸念も。
この建物が面する三休橋筋は歩道の拡張やガス灯の設置など「歩いて楽しむレトロな通り」を目指しているが、肝心の建物がこれ以上少なくなってしまえば無意味なものになってしまう。

2011年7月から解体工事が始まり、低層部に既存ビルのファサードを復元した分譲マンション「グランサンクタス淀屋橋」の建設が始まった。