現存しない
瀧定大阪本社ビル/出江寛(竹中工務店)
Takisada Osaka Building - Kan Izue
建築家出江寛氏が竹中工務店在籍時に手がけた建築。
コルテン鋼に大きな窓が並ぶこの建物が竣工後40年以上を経過したものであることに驚かされる。
建物の四隅をはじめ様々な出隅に面を配した格式を感じるデザインや、印象的な庇を備えた開口部の少ない下層部など優れたバランス感覚を感じる。
空気熱源回収式ヒートポンプを採用したオール電化の空調システムをはじめ、ビルの密集する界隈の中で、壁面後退させた空地を設け植栽を配置するなど、環境に対しても高い意識を持って計画された。
次の時代を見据え綿密に練られた建築は、40年以上の時が流れても色あせることなくその姿をとどめている。
コルテン鋼に大きな窓が並ぶこの建物が竣工後40年以上を経過したものであることに驚かされる。
建物の四隅をはじめ様々な出隅に面を配した格式を感じるデザインや、印象的な庇を備えた開口部の少ない下層部など優れたバランス感覚を感じる。
空気熱源回収式ヒートポンプを採用したオール電化の空調システムをはじめ、ビルの密集する界隈の中で、壁面後退させた空地を設け植栽を配置するなど、環境に対しても高い意識を持って計画された。
次の時代を見据え綿密に練られた建築は、40年以上の時が流れても色あせることなくその姿をとどめている。
特徴的な大きな庇
PAGE INFO
公開日: 2011/8/2
撮影: 2011/7
作成者: Hiromitsu Morimoto