建物に外観はいらない
地形の形状を最大限生かしながら住空間と緑の共生した建築を多くてがける。通常の建物は経年と共に疲弊し、見た目というものは悪くなってしまうのが一般的だが、年月を掛け自然と建物が一体となる設計がすばらしい。
今でこそ当たり前の屋上緑化やエコ住宅の考え方も、石井修氏の自邸「回帰草庵」など初期の作品から取り入れられている。
「建物に外観はいらないのです」という一言に、氏の建築への考え方が集約されている。
略歴/受賞歴
1922年
奈良県明日香村生まれ
1956年
美建・設計事務所を設立
1986年
第38回日本建築学会賞受賞 [目神山一連の住宅]
2007年
9月12日永眠
主な作品
※赤Xは現存しないもの1953年
ギャラリー再会 [大阪府大阪市]
1970年
1974年
1975年
x豊国ガスステーション [大阪府堺市]
1976年
あじびる京都 [京都府京都市]
1976年~2007年
目神山一連の住宅 [兵庫県西宮市]
1979年
xドムス淀川 [大阪府大阪市]
1981年
1982年
1985年
カトリック司祭の家 [兵庫県西宮市]
1986年
光明台の家 [大阪府和泉市]
島之内の町屋 [大阪市]
島之内の町屋 [大阪市]
1987年
1997年
日本ビソー人道浦研究所 [長崎県時津町]
ドムス芦屋川 [兵庫県芦屋市]
ドムス芦屋川 [兵庫県芦屋市]